[速報]マイクロソフト、Windows Subsystem for Linux(WSL)のコードをオープンソースとしてGitHubに公開
マイクロソフトは日本時間5月20日未明に開幕したイベント「Microsoft Build 2025」で、Windows上でLinux環境を構築するWindows Subsystem for Linuxのコードをオープンソースとして公開したことを発表しました。

GitHubのMicrosoft /WSLリポジトリのRelease 2.5.7でコードが公開されており、ユーザーは自身でコードをビルドをすることや、独自のカスタマイズなどが可能になると説明されています。
WSLは、Linuxカーネルを軽量な仮想マシン内で実行することによりLinuxのシステムコールを処理しているため、Windows上でフル互換のLinuxシステムコールを備えています。
これによりWindowsを用いつつLinux環境を用いたアプリケーションの開発やテストが手軽に行えることを実現します。
Microsoft Build 2025での主な発表
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