[速報]AWS、「PostgreSQL for Aurora」発表。PostgreSQL互換で基幹業務に対応する性能と信頼性を実現。AWS re:Invent 2016

2016年12月1日

Amazon Web Servicesはラスベガスで開幕した同社のイベント「AWS re:Invent 2016」で、商用データベース並の高い性能と信頼性を提供するマネージドなデータベースサービス「Amazon Aurora」の新サービス「PostgreSQL for Aurora」を発表しました。

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AWSは2014年に、商用データベース並みの性能と信頼性を実現するマネージドなデータベースサービス「Amazon Aurora」を発表しています。このAmazon Auroraは、MySQLをベースに開発されました。

発表後、Auroraは多くの企業が採用を進めてきましたが、一方でAuroraに関してもっとも多く寄せられた要求が「PostgreSQLには対応できませんか?」というものだったと、AWS CEO Andy Jassy氏。PostgreSQLはOracleのような商用データベースとの互換性が高いのがその理由です。

「PostgreSQL for Aurora」はその要求に応えるために開発されました。

すでにAWSはPostgreSQLのマネージドサービスである「Amazon RDS for PostgreSQL」を提供しています。この「PostgreSQL for Aurora」のユーザーは、スナップショットをとるだけで簡単に「Aurora for PostgreSQL」へ移行できると説明されてます。

参考

AWS re:Invent 2016(Keynote #1 by Andy Jassy)

AWS re:Invent 2016(Keynote #2 by Werner Vogels)

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