2025年にPublickeyでいちばん読まれた記事は? 年間人気記事トップ10発表! WindowsがMCPをサポート/AWSのシェアが30%を切る/WSLがオープンソースに、ほか
2025年もPublickeyをご愛読いただきましてありがとうございます。個人的なことですが今年は4月に父を亡くしまして、葬式の手配や相続の手続き、母親の一人暮らしの対応など、いろいろと慌ただしく過ぎていった年でした。読者の皆様にはどんな年だったのでしょうか。
さて、2025年にPublickeyが公開してきた記事の中で、読者に読まれた記事はどれだったのか? ページビューが多かった順に年間トップ10の記事を紹介しましょう。
1位から3位
1位 [速報]マイクロソフト、WindowsがMCPをサポートすると発表。AIエージェントでWindowsやアプリとの連携が可能に - Publickey
2位 クラウドインフラのシェア、AWSがついに30%を切る。Azureは22%と着実に成長。2025年第1四半期、Synergy Researchの調査結果
3位 日本人プログラマ向け、プログラミングに適した「フォント」まとめ。2025年版
事実上最初のAIコーディングエージェントとしてDevinが登場したのが2024年末。そこからほぼ1年でAIエージェントは多くの企業が参入するレッドオーシャンな市場となりました。
そうした中でマイクロソフトが発表したWindowsのMCP対応は多くの読者に今年最も注目された記事となりました。
2位は、長年にわたってクラウド市場の王者として君臨するAWSが、ついにそのシェアを20%台にまで落としたという話題。クラウドはITのみならず社会基盤として定着しつつあり、その動向は多くの読者にとって気になるものだということが浮き彫りとなりました。
4位から6位
4位 [速報]マイクロソフト、Windows Subsystem for Linux(WSL)のコードをオープンソースとしてGitHubに公開
5位 [速報]Google Cloudが複数のAIエージェントを連携させる「Agent2Agentプロトコル」を発表。50社以上がサポートを表明
6位 [速報]「GitHub Copilot Coding Agent」パブリックプレビュー。AIにIssueをアサインすると、解決に向け自律的にプログラミング
6位の記事に見られるように、2025年は単体としてのAIエージェントの登場と普及が話題の中心でした。しかし5位にランクインしたAgent2Agentプロトコルが登場したことで、2026年にはAIエージェントの連携が当たり前になっていくのでしょうか。
7位から10位
7位 [速報]マイクロソフト、Copilotに対してユーザーが追加学習を行える「Microsoft 365 Copilot Tuning」発表
8位 Google Cloud、世界中のリージョンが影響を受けた大規模障害、原因は管理システムがヌルポインタ参照でクラッシュしたこと
9位 IT系上場企業の平均年収を業種別にみてみた 2025年版[後編] ~ パッケージソフトウェア系、SI/システム開発系、クラウド/通信キャリア系企業
10位 Google、WebUIの自動生成ツール「Stitch」をベータ公開。自然言語で指示するとHTML/CSSを生成
8位の記事は、「ぬるぽ」という古(いにしえ)よりオタク界隈に伝わるキーワードが話題になりました。まさか2025年のPublickeyの記事で「ぬるぽ」が話題になるなんて、意外なことが起こるものですね。
本記事が今年最後の記事となります。来年も引き続きご愛読のほど、よろしくおねがいします。読者の皆様、よい年末年始をお迎えください。
