[速報]オラクル、Java 8のままJava 17並の性能向上を得られるJava 8用パフォーマンスパックを発表。JavaOne 2022

2022年10月19日

オラクルは米ラスベガスで開催中のイベント「JavaOne 2022」において、Java 8のままでJava 17並の性能を得られるパフォーマンスパック「Java SE Subscription Enterprise Performance Pack」(以下、Enterprise Performance Pack)を発表しました。

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Javaはバージョンアップによって機能追加だけでなく性能向上も行われてきています。

一方で多くの企業は稼働中のアプリケーションの安定稼働や互換性維持を優先して開発当時のJavaのバージョンを使い続けているのが現状です。特にモジュール機能など大きな新機能追加が行われたJava 9への以降には大きなハードルがあり、それゆえにJava 8のまま稼働し続けているシステムは少なくありません。

今回発表された「Enterprise Performance Pack」は、こうしたJava 8を使い続けている顧客向けのものです。

オラクルのシニアバイスプレジデントでJava Platform Group担当のGeroges Saab氏は「これに置き換えることで、Java 8で実行し続ける必要があるワークロードでJava 17並の性能向上を得ることができます」(This drop in replacement allows you to get the performance of Java 17 For workloads which need to keep running on Java 8.)と説明しました。

Enterprise Performance PackはJava SEサブスクリプションユーザーもしくはOracle Cloud Infrastructreサブスクリプションユーザーが利用可能です。

JavaOne 2022

Oracle CloudWorld 2022

Tags: Java プログラミング言語 Oracle

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