FileMaker CloudがAWS東京リージョンからサービス提供開始。JavaScriptに対応したFileMaker 19も発売

2020年5月21日

クラリス・ジャパン株式会社は、データベースソフトウェアのFileMakerをクラウドサービスとして提供する「FileMaker Cloud」を、AWSの東京リージョンから提供開始したことを発表しました

またFileMakerの最新版となるFileMaker 19の発売も発表しました。

figFileMakerのWebサイト

FileMaker Cloudは、2019年10月に北米リージョンでサービスの提供を開始しています。今回のAWS東京リージョンでの提供開始により、顧客情報などセンシティブなデータを国内で保存できるようになります。

同時に発売されるFileMakerの新バージョンとなるFileMaker 19では、JavaScriptをサポート。FileMakerのWebビューア上にJavaScriptを用いてユーザーインターフェイスを柔軟に構築可能です。JavaScriptからは、FIleMaker Data APIを通じてJSON形式でデータを取得可能。

またFileMaker 19ではAppleの機械学習フレームワークCore MLの学習済みモデルをアプリケーションに統合でき、FileMaker 19のアプリケーションに画像認識などの機能を組み込めるほか、SiriショートカットのサポートによりSiriを用いた音声での操作なども可能になります。

クラリス・ジャパンはこの発表と同時に、クラウドサービス連携サービスのClaris Connectにおいて、弁護士ドットコムの「クラウドサイン」と、Chatworkの 「Chatwork」に対応したコネクタを発表。

前述のFileMaker Cloudの東京リージョンでの提供開始と合わせて、日本市場への強いコミットを表明しています。

Claris Connectのコネクタは今後さらにLINE WORKS、駅すぱあと、SmartHR、PostcodeJP、YuMakeなどにも対応予定としています。

関連記事

Tags: AWS クラウド Claris

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本