GitHub、自然言語の指示だけでアプリが自動生成される「GitHub Spark」パブリックプレビュー開始

2025年7月25日

GitHubは、自然言語で指示するだけで生成AIによってTypeScriptとReactを用いたフルスタックのアプリケーションが自動的に生成される「GitHub Spark」のパブリックプレビュー開始を発表しました

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GitHub Sparkは昨年(2024年)10月に発表されていました。

参考:[速報]GitHub、自然言語による指示だけでアプリケーションを生成する「GitHub Spark」テクニカルプレビュー公開

自然言語で繰り返し指示することでアプリ開発

GitHub Sparkは、自然言語で指示することで生成されたアプリケーションに対して、さらに変更内容や追加機能などを自然言語で繰り返し指示することで、開発者が目指すUXと機能を備えたアプリケーションの開発を進めていきます。

開発環境はGitHub上に用意されているためセットアップは不要で、すぐに開発に取りかかることが可能。生成AIとしてClaude Sonnet 4が用いられています。

以下はデモ動画からの画面キャプチャです。

自然言語の入力で開発をスタート。

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ここでは「ソーシャルファーストなアプローチでレストランガイドを作って。デフォルトは友達が最近訪問したレストランのレーティングやメモを含むタイムライン型のフィード画面になっている」と(英語で)入力。

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アプリケーションが生成され、プレビュー画面が表示される。

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プレビュー画面を直接編集することも可能。

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表示されるカードを角丸に。

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プレビュー画面ではなくコードを表示させることも可能。Visual Studio Codeなどのエディタを利用することも可能だと説明されています。

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さらに検索バーにAIによるリコメンド機能の追加を指示。

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すると埋め込むべきプロンプトも生成してくれる。GitHub Sparkでは、APIなどを設定することなくアプリケーションにAI機能を組み込み可能。

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ワンクリックでデプロイまで可能。

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GitHub Sparkのパブリックプレビューはまず、Copilot Pro+のユーザーに対して行われ、今後それ以外のユーザーにも展開されていく予定です。

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Junichi Niino(jniino)
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