AWSに新機能や改善点を要望できる「ウィッシュリスト」が登場。AWS開発者のためのポータル「AWS Builder Center」公開
Amazon Web Servicesは、同社が「AWSビルダー」と呼ぶAWSを用いてシステムを開発するAWS開発者のためのポータルサイト「AWS Builder Center」の公開を発表しました。
AWS Builder Centerは、これまで存在していたAWS Developer Centerとcommunity.awsを統合し、新機能を追加したもので、AWS開発者同士が知識や経験を共有し、技術コミュニティの活性化を支援する場となっています。
日本語をデフォルトでサポート。機械翻訳も提供
AWS Builder Centerは上記の画面でも分かるとおり、日本語での表示がサポートされています。日本語以外に16の言語で利用可能で、デフォルトではWebブラウザで設定されている言語に従って表示されます。
また、世界中のAWSビルダーが投稿したコメントや要望などもオンデマンドで機械翻訳されるため、言語の種類を超えてAWSビルダー同士が知識や経験を共有し、コミュニケーションやコラボレーションができると説明されています。
AWSに要望を伝えられるウィッシュリスト
AWS Builder Centerの最大のトピックは、AWSに対して新機能や機能改善などの要望を届けられる「AWS Wishlist」が登場したことでしょう。
AWS Wishlistでは、すでに投稿されている新機能や機能改善などの要望に対して投票でき、また独自の要望を投稿することもできます。

AWSは「当社の社内チームがこれらの要望に目を通し、極めて多く寄せられた要望をサービスチームに伝達して、皆様の声を製品開発プロセスの不可欠な要素として活用します」と説明しています。
その他AWS Builder Centerには、AWSビルダー同士でつながるコミュミティ機能を備えた「つながる」ページ、チュートリアルやワークショップなどの学習リソースを探せる「構築」ページ、AWS向けの最新のツールやオープンソースプロジェクトを見つけることが出来る「ツールボックス」をはじめとする、多くのコンテンツが用意されています。