DevinのCognitionがAIコードエディタ「Windsurf」の買収発表。今後Windsurfの機能や知財をCognition製品に統合へ
AIエージェントによる自律的なシステム開発を行うサービス「Devin」を展開するCognitionと、AIコードエディタ「Windsurf」を提供するWindsurf社の両社は、CognitionがWindsurfを買収することで合意したことを発表しました(Cognitionの発表、Windsurfの発表)。

Windsurfは今年5月にOpenAIによる買収が報道されていましたが結局破談となり、数日前にGoogleがWindsurfとの契約を発表。WindsurfのCEOと共同創業者、そして研究開発部門の数名などの主要人材がGoogleに移籍し、Windsurfは契約金を受け取ったとされています。
参考:GoogleがAIコードエディタへ進出か、「Windsurf」のCEOら主要な人材を引き抜き。Windsurf自体は開発継続を表明
今回、CognitionによるWindsurfの買収は、このGoogleとの契約実施により主要人材が抜けた後の、新体制となったWindsurfを買収するというものです。
買収によりCognitionはWindsurfの知財、製品、ブランドや商標と同社のビジネスおよびWindsurfの従業員を取得することになります。
Cognitionの発表によると、当面のあいだWindsurfチームは引き続きこれまで通り運用が続けられる一方で、Cognitionは今後数カ月にわたってWindsurfの機能や独自の知財などをCognitionの製品に統合していくと説明しています。