GitHubがあらゆるレベルの開発者に向けた夏のハッカソンを開催中。「楽しく、ばかばかしく、創造的なプロジェクト」を審査、9月22日締め切り
GitHubは、「For the Love of Code」と名付けた夏のハッカソンを開催中です。
このハッカソンのコンセプトは次のように説明されています。That idea you've been sitting on? The domain you bought at 2AM? A silly or serious side project?
— GitHub (@github) July 16, 2025
This summer, build it—for the joy, for the vibes, For the Love of Code https://t.co/AAXwG1YWzX
For the Love of Code is a global, summer-long hackathon for developers of all experience levels to build the project they’ve been thinking about but haven’t had a reason to start. Whether it’s a web app, CLI tool, game, AI exploration, or a creative experiment, this is your invitation to build for the fun of it — solo, with friends, or alongside GitHub Copilot.
For the Love of Codeは世界的に夏の間に開催されるハッカソンです。どんな経験レベルの開発者でも対象としており、彼らがいちどは考えたことはあったけれども始めるきっかけを失っていたプロジェクトを始めるためのものです。
WebアプリでもコマンドラインツールでもゲームでもAI探索でも創造的な実験でもかまいません。一人でも、友達とでも、GitHub Copilotと一緒でも、楽しんで作るための人たちへの招待状なのです。
6つのカテゴリごとに上位3プロジェクトが受賞
上記の説明のように、作るものは何であってもよいとされていますが、受賞は以下の6つのカテゴリとして審査され、受賞者が選ばれます。下記は各カテゴリの概要をまとめているので、詳細についてはぜひ元記事をご確認ください。
カテゴリ 1: ボタン、ビープ音、点滅
(Category 1: Buttons, beeps, and blinkenlights)
物理ハードウェアのハックやシミュレーションなどで、光ったり、音が鳴ったりと、まるで1998年の通信室(Radio Shack)から飛び出してきたように見えるものはこのカテゴリに属します。
カテゴリー2:変化の担い手
(Category 2: Agents of change)
AIを活用したエージェントなどにより、ワークフローの自動化を支援したり、批判的な同僚のようにコードを批評したりするなど、人間の支援や遊び相手や邪魔をするなど、新たな体験を提供するようなものはこのカテゴリです。
カテゴリー3:ターミナルタレント
(Category 3: Terminal talent)
本格的なユーティリティ、美しく作られたインターフェイス、プルリクエストに基づいて星占いを提供するGitHub CLI拡張機能など、ターミナルをより生き生きと感じさせる風変わりなスクリプトはすべてここに属します。
カテゴリー4:ゲームオン
(Category 4: Game on)
パズルやゲームのアイデアのプロトタイピング、リミックスのための仕組み、マッシュアップなど、遊べるもの、インタラクティブな体験などはこのカテゴリです。
カテゴリー5:世界の不思議
(Category 5: World wide wonders)
人々を笑顔にしたり、考えさせたり、学んだりできるWebアプリケーションはこのカテゴリに属します。
カテゴリ6:なんでもかんでも
(Category 6: Everything but the kitchen sink)
ここまでのカテゴリに属さないような、あるいは分類不可能なようなものはすべてここに属します。実用的なもの、そうでないもの、みんなのためのもの、自分だけのもの、拡張機能、プラグイン、ツール、GitHub Actionsなんでもかまいません。
このハッカソンに参加できるのはコードが書ける人、書きたいと思っている人など条件はないとされています。GitHub Copilot の使用は推奨されていますが使用しなくても参加可能。
プロジェクトは明確なREADMEを含むパブリックなGitHubリポジトリの保存されている必要があります。
参加申し込みのための公式の投稿フォームが用意されています。締め切りは9月22日午後11時59分です。
審査は、GitHubスター、キャンパスエキスパート、ハッカソンスタッフらが、楽しさや実行力、技術力、創意工夫、カテゴリとの関連性に基づいて行われ、各カテゴリーから3名の受賞者が決まります。
結果は2025年10月22日までにGitHubブログで発表される予定です。