[速報]オープンソースの「.NET 5」がすべての.NETを引き継ぐ。.NET Frameworkと.NET CoreとXamarinは「.NET 5」に。Microsoft Build 2019

2019年5月7日

現在、マイクロソフトが提供するおもなフレームワークは、Windows向けの「.NET Framework」、当初はおもにサーバアプリケーション向けとして登場したオープンソースの「.NET Core」、そしてモバイル向けの「Xamarin」の3つに大別できます。

マイクロソフトは米シアトルで開催中のイベント「Microsoft Build 2019」で、これらフレームワークの新たなロードマップを発表しました。

.NET Roadmap fig1

ロードマップでは、.NETの未来は「.NET Core」にあるとし、現在開発中の「.NET Core 3」の次のバージョン(.NET Core vNext)である「.NET 5」が唯一のフレームワークになるとしました

.NET Roadmap fig2
.NET Roadmap fig3

.NET Core 3はすでに.NET Framworkの多くの機能を組み込んでおり、その後継となる.NET 5はさらにXamarinやMonoの優れた点を取り込むことで、.NET 5はすべての.NETアプリケーションをサポートすることになります。

.NET 5はデスクトップアプリケーション、WebAssembly対応を含むWebアプリケーション、クラウドアプリケーション、モバイル、ゲーム、IoT、AIなど、あらゆるデバイスや環境をサポートするプラットフォームになるのです。

.NET Roadmap fig4

そして.NET 5登場以後、.NETに対する投資はすべて.NET 5に行われることとなります。

.NET Frameworkはバージョン4.8が最後のバージョンとなり、サポートは継続されるものの、新機能の追加などは行われなくなるとのことです。

.NET 5.0は2020年11月に登場予定。1年ごとにバージョンアップを行うサイクルで、2019年にリリースされる.NET Core 3.1、2021年にリリースされる.NET 6.0、2023年にリリースされる.NET 8.0と、2年おきに長期サポートバージョン(Long term Support:LTS)となる予定です。

.NET Roadmap fig5

参照

Microsoft Build 2019

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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