Google CloudのPrometheusマネージドサービスが正式版に。6京5000兆のポイントを保持するバックエンド上に構築、事実上無限の指標に対応可能

2022年3月9日

Google Cloud上で運用監視ツールのPrometheusをマネージドサービスとして提供する「Google Cloud Managed Service for Prometheus」が正式版となりました。

fig

Prometheusは、マイクロサービスに代表されるような監視対象となるサーバが増減するような動的な分散環境のシステム監視に適したツールとして開発された運用監視ツールです。

アプリケーションやコンテナ、Kubernetesのようなオーケストレーションツール、OS、サーバ、ネットワークなど、システムを構成するさまざまな要素を監視対象とすることができ、メトリクスとしてCPUの負荷やメモリ、ストレージの利用率、HTTPのレイテンシなど任意の値を取得、監視できます。

状況をグラフで表示しつつ、異常を検知するとアラートを発するなど、システム監視を統合的に行うことができます。さらにリッチなビジュアライズについては「Grafana」などの外部ツールと連携可能。

一方で、こうした多機能かつ大規模な環境を監視対象とするサービスの環境を構築し、運用を継続していくことは手間のかかることでもあります。

6京5000兆のポイントを保持するバックエンド上に構築

今回正式版となった「Google Cloud Managed Service for Prometheus」は、こうした環境構築や運用の手間をクラウドが行ってくれることで、すぐに利用を開始できスケーラブルで、運用の手間もほとんどかかりません。

Googleはこのサービスが、Google社内で使用されているものと同じスケーラブルなバックエンド上に構築されていると説明しており、このバックエンドでは6京5000兆のポイントを保持する2兆以上のアクティブな時系列な情報を収集しているとのこと。

そのため、ユーザーが生成する指標のボリュームがどれだけ多くても対応できるとしています。

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly


関連タグ Google Cloud / 運用・監視 / Google / Prometheus



タグクラウド(β版)

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準
アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed


最新記事10本