[速報]Google Cloud、MEANスタックをマネージドサービスで提供する新サービス発表。MongoDBとの協業で。Google Cloud Next '22

2022年10月12日

Google Cloudは開催中のイベント「Google Cloud Next '22」において、MEANスタックを推進する新サービスをMongoDBとの協業で提供すると発表しました。

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MEANスタックの「MEAN」とは、NoSQLデータベースの「MongoDB」とNode.js対応のフレームワーク「Express」、Webアプリケーションのフレームワーク「Angular」、そしてサーバサイドJavaScriptエンジンの「Node.js」のそれぞれの最初の1文字をつなげたものです。

この組み合わせを用いることで、サーバサイドからクライアントまでJavaScriptで開発できる高い開発生産性と、NoSQLやNode.jsのスケーラビリティを活用できるWebアプリケーションを実現できることが特徴となっています。

Google Cloudは以前からこのMEANスタックの推進には前向きで、2014年にはこれらをワンクリックでデプロイできる機能を発表しています。

参考:Google Compute Engine、サーバサイドからクライアントまでJavaScriptで開発できる「MEANスタック」のワンクリックデプロイ機能をサポート

今回のGoogle Cloud Next '22で発表されたのは、これをさらに推し進め、MongoDBとの提携によってバックエンドデータベースをMongoDBのマネージドサービスによるMongoDB Atlasとし、Node.jsおよびExpressはGoogle CloudのマネージドサービスであるCloud Runを採用。システムのデプロイにはHashiCorpのTerraformのスクリプトを用意している点にあります。

これによりバックエンドの運用の手間はマネージドサービスによって大幅に軽減できると同時に、Terraformのスクリプトをカスタマイズすることで柔軟なデプロイが可能になるとしています。

Google Cloud Next '22

Tags: Google Cloud JavaScript NoSQL クラウド コンテナ型仮想化 プログラミング言語 Angular MongoDB Node.js

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Junichi Niino(jniino)
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