AWS、自動でスケールするJSONドキュメントデータベース「Amazon DocumentDB Serverless」正式リリース
Amazon Web Services(AWS)は、自動でスケールするJSONドキュメントデータベース「Amazon DocumentDB Serverless」の正式リリースを発表しました。
Amazon DocumentDBはMongoDB互換のマネージドデータベースです。JSON形式のデータをドキュメントとしてデータベース化できます。
JSON形式により、さまざまな形式のデータを柔軟な構造で格納できることが大きな特徴です。
Guesswork has no place in scaling.
— Amazon Web Services (@awscloud) July 31, 2025
Amazon DocumentDB Serverless automatically scales capacity up or down based on your application demands, saving up to 90% in costs for highly variable workloads. Right size, right time, automatically. #AWS
https://t.co/yKgZCsnpUi pic.twitter.com/wkLATdG1uY
Amazon DocumentDB Serverlessは、名前の通りAmazon DocumentDBをサーバレス化したものです。
Amazon DocumentDBが使用しているCPU、メモリ、ネットワークなどのリソースの使用率を継続的に追跡し、データベースを停止することなくキャパシティを使用率に合わせて自動的にスケールアップまたはスケールダウンする能力を備えています。
これによりあらかじめデータベースに求められるキャパシティを予測してプロビジョニングする、といったことが不要になり、追加コストなしでデータベース管理を簡素化できます。
AWSによると、あらかじめ最大のキャパシティを想定してプロビジョニングするよりも、Amazon DocumentDB Serverlessによる自動的なスケールアップとスケールダウンを利用することで最大90%のコスト削減を実現すると説明されています。
Amazon Document Serverlessは、Amazon DocumentDB 5.0以降でサポートされています
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