マイクロソフト、全プラットフォームを統合する「.NET 5」フレームワーク、リリース候補版を公開。Ignite 2020

2020年9月23日

マイクロソフトは、これまでWindows向けの「.NET Framwork」やサーバ向けの「.NET Core」、モバイル向けの「Xamarin」などに分かれていた同社のフレームワークを統合し、全プラットフォームに対応させる野心的な新フレームワーク「.NET 5」の最初のリリース候補版を公開しました。

.NET 5は、オープンソースで開発されるフレームワークです。デスクトップ、Web、モバイル、クラウド、ゲーム、IoT、AIのすべての分野のアプリケーション開発をカバーし、しかもWindows、Mac、Linuxを含む多様なOSに対応します。

.NET Roadmap fig4Microsoft Build 2019で発表された.NET 5の位置付け

さらにWindows、Linux、Macでは、ライブラリなどに依存しない単一ファイルで実行可能なアプリケーション(Single file Apps)の生成に対応。コンテナ環境に適した小さなイメージの生成、Windows ARM64対応、実行性能の向上なども行われています。

またC# 9、F# 5.0もサポート予定です。

.NET 5の正式版は今年11月リリースの予定です。ただし、長期サポート版が登場するのはそこから1年後の2021年11月にリリース予定の.NET 6からとなりますので、.NET 5の本番環境での本格的な採用が始まるまでにはおそらくこれからまだ1年以上の時間がありそうです。

fig .NET Core 3.0リリース時に発表された今後のスケジュール

追記:2020年11月、.NET 5が正式にリリースされました。

Microsoft Ignite 2020

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