実は高速回線での相互接続が進むAzureとOracle Cloud。米国、英国に続きカナダでも相互接続とシングルサインオンなどを実現

2020年1月8日

マイクロソフトとオラクルは、それぞれが運営するパブリッククラウドであるMicrosoft AzureとOracle Cloudを高速回線で接続し、クロスクラウドでのシングルサインオンやActive Directoryによる認証を実現するなど、緊密な連携を深めています。

これによりAzure上のアプリケーションから高速回線を通じてOracle Cloud上のOracleデータベースサービスを利用することや、Oracle Cloud上のアプリケーションからAzureの機械学習サービスを呼び出す、といったことが容易になるのです。

fig

この相互接続と連携は2019年6月に両社によって発表され、まずAzureの米西リージョンとOracle Cloudの北米リージョンAshburnが高速回線で接続され、クロスクラウドでのシングルサインオンなどが可能になりました。

2019年8月にはAzureの英国南部リージョンとOracle Cloudの英国ロンドンリージョン間でも相互接続などが実現。

9月には両社が統合範囲の拡大に合意し、Microsoft TeamsとOracle Digital Assistantの統合も発表されました。

Oracle Digital Assistantとは、オラクルのERPや人材管理、顧客管理などの業務アプリケーションに対してチャットや音声などによって指示を出し、連絡や報告を受け取ることができるサービスです。

これによりMicrosoft Teamsからチャットや音声を通じてオラクルの業務アプリケーションを利用することができるようになりました。

そして先月、2019年12月にはAzureカナダ中部リージョンと Oracle Cloudのカナダ トロントリージョン間でも高速通信回線による相互接続が実現したことが発表されています

両社のこの相互接続はグローバルに展開する計画です。日本国内にあるAzureとOracle Cloud間での相互接続がいつになるのか、まだ両社とも明らかにしていませんが、このペースでいけば今年中に相互接続が行われても不思議ではないでしょう。

関連記事

2020年5月8日、日本でも相互接続が開始されました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly


関連タグ Microsoft Azure / クラウド / Microsoft / Oracle / Oracle Cloud



タグクラウド(β版)

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed


最新記事10本