銀行APIをノーコードで呼び出し、決済や振込みなど自動処理。フィンテック対応のiPaaSで可能に[PR]

2020年8月3日

クラウド時代のシステム構築では、複数のクラウドサービスやシステムを組み合わせて目的となるシステムを構築する、という手法が一般的になってきています。

このサービス連携において重要なのが、サービスの呼び出しに不可欠な「API」であり、そしてサービス連携そのものを実行する「サービス連携サービス」でしょう。最近ではこれを「SaaS for SaaS」と呼ぶこともあるようです。

そして現在、このAPIとサービス連携サービス(SaaS for SaaS)の2つに、それぞれ大きな進歩が見られています。

銀行APIや電子マネーAPIの登場

1つはAPIで、お金の操作が可能になってきたことです。

フィンテックの盛り上がりなどを背景に、日本国内では2018年6月に改正銀行法が施行されました。銀行などの金融機関はAPIを通じたサービスの提供への努力義務が課せられたことで、いわゆる「銀行API」などの整備に乗り出しています。

また、キャッシュレスの普及に伴い、PayPayやLINE Payなどに代表される電子マネーもAPI経由での利用が始まろうとしています。

これまでAPIで呼び出せるサービスの種類や範囲はメールやカレンダー、チャットといったコミュニケーションツールから業務アプリケーションへと広がってきました。ここへきてついにお金の処理までAPIで完結できるようになるのです。

ただし、一般の企業が銀行APIを利用するためにさまざまな銀行や電子マネー企業などと個別に交渉し、APIの使用契約を結び、仕様を理解して適切にプログラミングを行うのは非常に手間がかかることは想像に難くありません。

そこで注目されるのが、「サービス連携サービス」(SaaS for SaaS)の進化です。

iPaaS:サービス統合のためのクラウドサービス

アプリケーションやサービスを連係させるためのツールは古くから多数存在しています。例えばIFTTTやMicrosoft Power Automateなどがよく知られているツールでしょう。

これらの多くは個人やチームによる活用を想定していますが、最近になって注目されているのが、エンタープライズ向けのサービス統合にフォーカスしたクラウドサービス、いわゆる「iPaaS」(Integration Platform-as-a-Service)です。

iPaaSは一般に、クラウドサービスごとに異なるAPIをいちいちプログラミングすることなく、設定だけで簡単にさまざまなクラウドサービスと接続できます。さらに、ワークフローを定義するだけで簡単に統合された業務システムとして運用できるようになっているクラウドサービスです。

このiPaaSがERPやCRMなどに加えて銀行APIや電子マネーAPIに対応することで、開発者は簡単に業務に関連した銀行口座の参照や振り込み、電子マネーのチャージなどができるようになるわけです。

そして実際にそうした、いわゆる「フィンテック対応」のiPaaSとなっているのが、アスタリストのクラウドサービス「ActRecipe」(アクトレシピ)です。

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メルカリやグリーが業務システム構築のためにiPaaSを採用

ActRecipeは企業の財務会計にフォーカスした国産のiPaaSとして知られており、すでにメルカリやグリーなど多数の企業が業務システム構築のために採用しています。

経費精算や出張精算などの機能を提供するクラウドサービス「SAP Concur」やERPを提供する「SAP S/4 HANA」「Oracle NetSuite」、経理クラウドサービスの「BlackLine」、サイボウズの業務アプリケーションプラットフォーム「Kintone」などの業務系SaaSをはじめ「Slack」「box」などさまざまなクラウドサービスとの連携に対応。

下記はグリーがActRecipeを採用してSAP Concurと経費処理とSlackを連携させ、社員の経費申請を上司がSlackで承認するといったワークフローを実現している例です。

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このように既存のクラウドサービスを連携させた業務システムが容易かつ柔軟に構築できるのです。

フィンテックにも対応したことで銀行APIや電子マネーも

さらに前述の銀行APIや電子マネーAPIへの対応として、ActRecipeの開発元であるアスタリストは電子決済等代行業者の登録をし、各銀行と銀行APIの対応を進めています。また、LINE Payに対応するなど、フィンテック関連のAPI対応を進めていく意向です。

こうしたActRecipeのサービス連携機能を活用すると、クラウドサービス「SAP Concur」で社員の経費精算や取引先からの請求書処理を受け取り、経費精算依頼の承認をSlackで上司に確認。承認後に銀行APIを操作して社員や取引先にお金を振り込む、電子マネーをチャージする、などの自動処理が可能になります。

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あるいは銀行口座から振り込み情報を取得し、BlackLineで入金確認を行うことで経理作業の自動化を進める、といったことも実現でき、財務会計の処理の自動化を、最終的なお金の決済や移動まで含めて実現できるようになります。

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レシピで簡単に自動化

しかもActRecipeは、サービス連携のワークフローをパッケージ化できる「レシピ」と呼ばれる仕組みを備えています。

あらかじめ上記の例で示したようなさまざまなレシピが用意されており、またすでに他社が使っているレシピをコピーして利用することも可能です。

こうして出来上がっているレシピであれば、接続情報をセットするだけで、プログラミング不要のノーコードで業務ワークフローの自動化が実現します。

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もちろん、用意されたレシピをカスタマイズ、あるいは最初から開発することで、自社に固有の処理も実現可能です。

ActRecipe利用料金は月額5万円からと、非常に安価に利用開始可能です。

銀行APIや電子マネーAPIを通じて決済まで可能になり、それをiPaaSを用いて容易に操作できるようになることで、企業の財務や経理における自動化のレベルは大きく高まっていくことでしょう。

≫レシピでクラウドを繋ぐiPaaS:ActRecipe

(本記事はアスタリスト提供のタイアップ記事です)

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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