OpenAI、日本におけるデータレジデンシーの開始を発表。プロンプトやアップロードされたデータを日本国内のデータセンターに保存
ChatGPTなどを開発、提供するOpenAIは、ChatGPT EnterpriseおよびAPIプラットフォームに対して入力されたプロンプトやアップロードされたデータなどを国外に持ち出さず、日本国内のデータセンターに保存する、日本におけるデータレジデンシーの開始を発表しました。
これは5月7日付けで同社が発表した「アジアにおけるデータレジデンシーの導入」の中で明らかにされたものです。
これにより日本国内の企業または組織は、日本でのデータ主権の要件を満たした上で、OpenAIの製品の利用やソリューションの構築が可能になります。
データレジデンシーの設定は、ChatGPT EnterpriseおよびEduでは新規ChatGPTワークスペースでデータレジデンシーを有効に設定可能、APIプラットフォームではAPIダッシュボード上で新プロジェクトを作成する場面でリージョンが選択可能だと説明されています。