マイクロソフト、MCPやA2Aプロトコルに対応したAIエージェント開発を容易にする「Microsoft Agent Framewok」プレビュー公開

2025年10月6日

マイクロソフトは、MCP(Model Context Protocol)やA2A(Agent to Agent)プロトコルなどの業界標準に対応したAIエージェントや、複数のAIエージェントのオーケストレーションの開発を容易にする「Microsoft Agent Framewok」をプレビュー公開しました

fig

Agent Frameworkは2つのフレームワークを1つに統合

マイクロソフトはこれまで、「Semantic Kernel」と「AutoGen」というAIエージェントに関連した2つのフレームワークを提供してきました。

Semantic KernelはC#やPython、Javaなどのプログラミング言語を用いてAIエージェントを容易に開発できるフレームワークです。生成AIをベースにMCPやA2A、OpenAPIなどに対応し、オブザーバビリティやワークフローなどの機能を備えたAIエージェントを容易に実装できます。

AutoGenは複数のAIエージェントを連携してタスクを処理するためのオーケストレーションを実現するためのフレームワークです。

今回プレビュー公開された「Microsoft Agent Framework」は、この2つのフレームワークを1つに統合し、容易にAIエージェントやマルチAIエージェントの開発を容易に実現する目的で作られました。

fig

Microsoft Agent Frameworkを用いることで、MCPやA2A、OpenAPIなどの業界標準を用い、企業システムや外部システムと連携したAIエージェントの開発が可能になると説明されています。

fig

あわせて読みたい

.NET Java プログラミング言語 機械学習・AI 開発ツール Python




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本