AIでユニットテストを自動生成。リファクタリング、ドキュメントの生成、バグの検出なども行う「Refraction」登場

2023年1月24日

ChatGPTに代表される自然言語やプログラミング言語のコードを理解するAIを用いてコーディングの支援を行うツールがまた新たに登場しました。

Refractionは、示されたコードから自動的にユニットテストを生成するほか、コードのリファクタリング、ドキュメントの生成、バグの検出などを行います。

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具体的には、Refractionのエディタにコードをペーストし、左下のメニューを選択。生成ボタンを押すことでユニットテストが生成されるほか、リファクタリング、ドキュメント生成、バグ検出などが実行できます。

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対応するプログラミング言語はC#、C++、Go、Java、JavaScript、TypeScript、PHP、Python、R Lang、Ruby、Swift。

Refractionは5回の利用まで無料。その後は月額5ドルのサブスクリプションとなっています。

Refractionの機能を支えているのがChatGPTなどの開発元であるOpenAIのAIモデルです。同社のAIモデルはGitHub Copilotなどでも採用されているため、おそらく基本的な能力や精度はGitHub Copilotとそれほど変わらないのではないかと予想されます。

開発したのはHayden Bleasel氏。Refractionの公開後、OpenAIへの支払いが急速に増えている様子をツイートしています(ツイート中の「airtest.dev」が改名されてRefractionになりました)。

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