Rustの開発環境を2秒で用意、ローカル環境は汚さず。オンライン開発環境のCodeSandboxがRust言語に対応

2023年1月24日

CodeSandboxはユーザーのローカル環境に依存せず、ReactやVue、Angular、バニラJavaScriptなどのWebアプリケーション開発環境をWebブラウザなどからクラウド上にすぐに立ち上げられるサービスです。

無料で4GBメモリ2vCPU、4GBストレージの範囲で20個までのサンドボックスを利用できます。有償ではそれ以上の環境が利用可能です。

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簡単にオンラインの開発環境が起動するのが大きな特長で、Webサイト右上の「Try for Free」ボタンを押すと、各種フレームワークのテンプレート選択画面が表れます。

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ここから「React」や「Vanilla」「Vue 3」などを選択すると、すぐにVisual Studio Code互換環境がWebブラウザ上に立ち上がります。

ここではReactを選択しました。エディタにはReactのテンプレートのコードが表示され、右側のプレビュー画面には結果が表示されています。エディタでコードを書き換えて保存すると、変更内容は瞬時にプレビューに反映されます。

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このようにCodeSandboxはローカル環境に依存せず、しかも面倒なフレームワークや実行環境、ビルド環境などのインストールもすることなく、オンライン上ですぐにWebアプリケーション開発に取りかかれます。

また、Webブラウザから利用するだけでなく、Visual Studio Codeから利用するための拡張機能と、iOS用のアプリケーションも提供されています。GitHubとの連係も可能です。

CodeSandboxがRust言語のサポートを発表

このCodeSandboxが、JavaScriptやDockerなどに続いて、Rust言語をサポートしたことが発表されました

Rustの開発環境が2秒で用意できると説明されています。

This update allows you to spin up a Rust development environment within 2 seconds, with IntelliSense support and the ability to open the environment in iOS or VS Code.

このアップデートにより、IntelliSenseをサポートし、iOSまたはVSCodeに対応したRustの開発環境を2秒以内に立ち上げることができます。

下記がRustの開発環境を選択する画面です。「Rust Starter」「Rust & Serde」「Rust & Poem REST Server」の3種類のテンプレートが用意されています。

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Rust言語はLinuxカーネルの開発に使われ始めるなど、いま注目のプログラミング言語の1つです。CodeSandboxを用いることで、ローカル環境をまったく汚さずにすぐに試すことが出来ます。前述の通り無料プランもありますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

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Junichi Niino(jniino)
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