PythonやR対応の統合開発環境「JupyterLab 3.0」正式リリース。ビジュアルデバッガー搭載、レスポンシブ対応でモバイルデバイスの狭い画面でも使いやすく

2021年1月7日

Project Jupyterは、オープンソースで開発されているWebIDE「JupyterLab 3.0」の正式リリースを発表しました

JupyterLabは、Webブラウザから使えるPythonやR、Scala言語などに対応した統合開発環境。単体のアプリケーションとしてもインストール可能です。

もともとはPythonやScala、Rなどのコードを打ち込んですぐに実行できるインタラクティブなデータ解析環境であった「Jupyter Notebook」をベースとし、そこにターミナル画面の機能、ファイルブラウザ、テキストエディタなどの機能を統合。それらをタブによって同時にいくつも開くことができるようになり、統合開発環境と呼ぶべきツールへと進化しました。

今回のJupyterLab 3.0では、開発が進んでいたビジュアルデバッガーが標準搭載されました。

参考:JupyterLabにビジュアルデバッガーが初搭載。ブレークポイント、変数の確認、コールスタックの調査などが可能に

これにより、開発しているコードに対してブレークポイントの設定、変数の値の確認、コールスタックの調査などが可能になっています。

figデバッガーを利用している様子

また、ノートブックやマークダウン形式のドキュメントを開くと自動的に右ペインに目次が表示され、目的の個所を簡単に参照できるようにする「Table of Contents」機能も搭載。

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言語パックを追加することによるユーザーインターフェイスのマルチ言語対応も実現しました。

従来「Single-Document Mode」と呼ばれていたシンプルなインターフェイスモードを刷新し、よりドキュメント中心のユーザーインターフェイスを可能に。

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さらにレスポンシブなユーザーインターフェイスを実現することで、スマートフォンなどモバイルデバイスの狭い画面でも使いやすさを実現しています。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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