Java 16正式リリース。JavaアプリをWin/Mac/Linuxのインストール形式にするパッケージャ登場、OpenJDKソースコードがGitHubへ移行

2021年3月18日

オラクルは、Java 16の正式リリースを発表しました

Javaは6カ月ごとに「フィーチャーリリース」と呼ばれるメジャーアップデートが行われています。Java 16は昨年9月に登場したJava 15に続くメジャーアップデート。

そして今年9月にリリース予定のJava 17は、Java 11から3年ぶりの長期サポート版となる予定です。

主な新機能や変更点

Java 16での主な新機能は、Java 14でプレビューとして導入されたinstanceofを用いたパターンマッチングの拡張(JEP 394)が正式版となり、同じくJava 14でプレビューとして導入されたRecord型(JEP 395)も正式版となりました。

Javaアプリケーションがインストールしやすいようにmsiやexe(Windows)、pkgやdmg(macOS)、debやrpm(Linux)など各OSに対応したインストーラブルな形式にパッケージングできるパッケージングツール(JEP 392)も正式版となっています。

OpenJDKのコミュニティが管理するソースコードがMercurialベースからGitベースとなり(JEP 357)、GitHubのOpenJDKリポジトリに移行(JEP 369)されたことも大きな変更でしょう。

そのほか実験的な新機能として、ハードウェアの並列処理を活用するためのVector API(JEP 338)、Javaのヒープ管理外でメモリを確保できるForeign-Memory Access API(JEP 393、3回目のインキュベーター)など、多くの実験的機能や新機能も含まれています。

Java 16の詳しい新機能は、日本JavaユーザーグループのJJUGナイトセミナー「Java 16 リリース記念イベント」(YouTube)で詳しく説明されていますので、興味がある方はぜひ参照してみてください。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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