AWS、NFSサービスの「Amazon EFS」の料金を最大47%下げる「Amazon EFSワンゾーンストレージクラス」発表。冗長化を省略して安価に提供

2021年3月11日

Amazon Web Servicesは、NFSサービスとして提供している「Amazon Elastic File System」(Amazon EFS)の冗長化を省略することで価格を抑えた「Amazon EFS One Zone storage classes」(Amazon EFSワンゾーンストレージクラス)を発表しました

Amazon EFSは標準機能としてストレージに保存するデータを複数のアベイラビリティゾーンに複製することで冗長化を図り、万が一いずれかのストレージに障害が発生したとしてもデータを失わないようになっています。

今回発表されたAmazon EFSワンゾーンストレージクラスは、その名前が示す通り複数のアベイラビリティゾーンにデータを複製しないことで料金を安価に抑えたものです。

例えば開発環境におけるビルドやテストのための環境、データ分析のためのデータの一時的な保管場所など、データの冗長化を必要としないような利用方法においては、より安価にAmazon EFSを使える選択肢となるでしょう。

Amazon EFSワンゾーンストレージクラスは東京リージョンをはじめとする世界各地のリージョンで利用可能となっています。

Tags: AWS クラウド

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly




タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本