AWS、クラウド内SANを用いたミッションクリティカル向け高性能ストレージ「Amazon EBS io2 Block Express」正式サービスに

2021年7月21日

AWSは、ミッションクリティカル向けの高耐久かつ高性能なストレージ「Amazon EBS io2 Block Express」の正式サービス化を発表しました

オンプレミスにおいてミッションクリティカルなシステムのストレージがSAN(Storage Area Network)を用いて構築されていたのと同様に、「Amazon EBS io2 Block Express」はクラウドのために構築された初めてのSAN(the first SAN built for the cloud)による次世代のストレージアーキテクチャを備えており、これによりAWSで最もミッションクリティカルに対応したストレージになるとのこと

AWSはすでにストレージとして「Amazon EBS io2」(以下io2)を提供しています。このio2と、今回のAmazon EBS io2 Block Expressの違いは次のように、最大IOPSで4倍、最大スループットも4倍であることが示されています(図中の赤線はPublickeyによる)。

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そして専用のハードウェアを用いたその性能と耐久性について、次のように説明しています。

The new Block Express architecture delivers the highest levels of performance with sub-millisecond latency by communicating with an AWS Nitro System-based instance using the Scalable Reliable Datagrams (SRD) protocol, which is implemented in the Nitro Card dedicated for EBS I/O function on the host hardware of the instance.

新しいBlock Expressアーキテクチャは、インスタンスのホストハードウェア上のEBS I/O専用のNitro Cardに実装されているSRD(Scalable Reliable Datagrams)プロトコルを用いて、AWS Nitro Systemベースのインスタンスと通信することで、ミリ秒以下のレイテンシーで最高レベルの性能を実現します。

Block Express also offers modular software and hardware building blocks that can be assembled in many ways, giving you the flexibility to design and deliver improved performance and new features at a faster rate.

また、Block Expressは、様々な方法で組み立てることができるモジュール式のソフトウェアとハードウェアのビルディングブロックを提供しており、パフォーマンスの向上や新機能を迅速に設計・提供できる柔軟性を備えています。

Amazon EBS io2 Block Expressは、高速なストレージのための専用のAWS Nitro Systemを備えたAmazon EC2 R5bインスタンスから利用可能になっています。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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