「VMware on IBM Cloud」、IBMがハイパーバイザレイヤまで運用管理するマネージドサービスを提供開始

2020年3月5日

IBMは、IBM Cloud上でVMware環境を提供するVMware on IBM Cloudソリューションで、ハイパーバイザのレイヤまでマネージドサービスとして提供する「IBM Cloud for VMware Solutions Shared」(IC4V Shared)を正式サービスとしたことを発表しました

これまでVMware on IBM Cloudソリューションでは、顧客ごとに専用のベアメタルサーバを提供し顧客自身がハイパーバイザのレイヤまで運用管理する、シングルテナント方式かつクライアントマネージド方式で提供されてきました。

この方式では顧客がハイパーバイザまで操作でき、VMware VirtualSAN(vSAN)の高度な機能まで利用可能です。

今回提供開始されたIC4V Sharedは、IBM Cloudの物理サーバを複数の顧客が共有するマルチテナントで、ハイパーバイザレイヤまでIBMが管理するマネージドサービスとして提供されます。

IC4V Sharedでは時間単位で利用できる「On Demand」タイプと、あらかじめリソースを月単位、年単位で確保する「Reserved」タイプの2つがあります。

fig

IC4V Sharedの提供により、顧客はIBM Cloudでより柔軟にVMware環境を利用できるようになるため、一時的なワークロードの増加に対する柔軟性やスケーラビリティへの対応や、災害時などにのみ要求されるバックアップ用リソースなどの確保などが容易になると見られます。

またマネージドサービスによって顧客は運用の手間が省けるため、運用コストの削減目的や、オンプレミスのVMware環境上のアプリケーションなどをクラウド環境へ移行する選択肢にもなるでしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly




カテゴリ

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed


最新記事10本