Visual StudioやVSCodeからアプリケーションをワンクリックでKubernetes環境へ、「Azure Dev Spaces」がパブリックプレビューに

2018年7月12日

マイクロソフトは、Visual StudioやVisual Studio Code(VSCode)から直接、Kuberenetesマネージドサービスである「Azure Kubernetes Service」(AKS)へアプリケーションをビルド、デプロイ、実行し、デバッグなどの操作を可能にする新ツール「Azure Dev Space」のパブリックプレビューを発表しました

Azure Dev Spaceを利用するには、Azure CLIをインストールし、AKSにDev Spaceをセット。Visual StudioもしくはVSCodeにAzure Dev Spacesの拡張機能をインストールします。

Azure Dev Spacesを設定し、開始します。

Azure Dev Spaces fig1

「Azure Dev Spaces」の実行ボタンを押すと、アプリケーションがビルドされ、コンテナ化され、AKSへデプロイされます(画面左下)。

Azure Dev Spaces fig2

デプロイされたWebアプリケーションが実行、表示されます。

Azure Dev Spaces fig3

アプリケーションに対してはブレークポイントの設定などデバッグが可能です。コードを書き換え、再び「Azure Dev Spaces」のボタンを押すと。

Azure Dev Spaces fig4

書き換えたコードが実行結果に反映されます。

Azure Dev Spaces fig5

Azure Dev Spacesは、クラウドやマイクロサービスのアプリケーションであってもそのままVisual StudioやVSCodeの機能を用いて開発できるようにすることを目指して作られたと説明されています。

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