OpenStack、18番目の新バージョン「OpenStack Rocky」登場。Ironicでベアメタル対応、QinlingでFaaS採用、Masakariで仮想マシンの高可用性を実現

2018年9月4日


OpenStack Foundationは、クラウド基盤ソフトウェアとしてオープンソースで開発されている「OpenStack」の18番目のリリース「OpenStack Rocky」のリリースを発表しました

OpenStack Rocky

OpenStackは半年ごとに登場するメジャーリリースにアルファベット順のコード名がついています。今年3月に登場した前バージョンは、アルファベットのQから始まる「OpenStack Queen」でした

今回のリリースはそのQの次のアルファベットである「R」から始まるコード名として「Rocky」と命名されました。ちなみに次の「S」で始まるコード名は「Stein」だと決まっています。

主な新機能はベアメタル強化、FaaSなど

OpenStack Rockyで追加された主な機能は、ベアメタル対応の強化、FaaS、仮想マシンの高可用性などです。

OpenStackでのベアメタル機能は以前のリリースから「Ironic」で実現されてきました。OpenStack RockeyではIronicがさらに強化され、ユーザーによるBIOS設定の管理が可能になり、またディスクレスのサーバをデプロイすることも可能になりました。

QinlingによってFunction as a Service(FaaS)、いわゆるサーバレスコンピューティング環境を備えました。QinlingはKubernetesやSwarmなどコンテナオーケストレーションツールをサポートするとのこと。

NTTが中心となって開発したMasakari(マサカリ)もOpenStack Rockyで投入された新しい機能です。Masakariによって仮想マシンのフェイルオーバーなどを実現することで高可用な運用を提供します。

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