マイクロソフトとHashiCorpが提携拡大。TerraformのAzure対応を強化

2017年8月21日

マイクロソフトとHashiCorpは提携を拡大し、HashiCorpのインフラ構成管理ツールであるTerraformにおけるMicrosoft Azure対応を強化すると発表しました。

HashiCorpは、仮想マシンの構成管理ツールであるVagrantなどで知られる企業で、インフラの自動化などを行うソフトウェア群を提供しています。

今回、両社が提携拡大の主題としたTerraformは、さまざまな仮想マシンやストレージ、ネットワークなどで構成されたシステムのインフラを、テンプレートを用いてコードとして定義できるようにするツール。

fig HashiCorpのWebサイトに掲載されているTerraformの説明

複雑なインフラ構成をコードで管理でき、変更も容易で、なんどでも手間をかけずにプロビジョニングできるといった特徴があり、同様のツールとしてAmazon Web Services(AWS)には「AWS CloudFormation」、Microsoft Azureには「Azure Resource Managerなどがあります。

しかしTerraformの最大の特徴は複数のクラウドやサービス、オンプレミスなどに対応していることにあります。AWS、Azureはもちろん、Google Cloud、Heroku、Oracle Public Cloud、SoftLayer(Bluemix)など主要なクラウドはもちろん、VMware vSphere、OpenStack、Kubernetes、Consulなど、さまざまなソフトウェアにも対応しています。

こうした多様な環境に対応するため、Terraformはコア部分の「Terraform Core」と、さまざまなクラウドやソフトウェアに対応するためプラグイン構造になっている「Terraform Provider」で構成されています。

マイクロソフトとHashiCorpは、TerraformのAzure用プラグインである「Microsoft Azure Provider」をAzure Resource manager APIを用いた拡張などを行うとしています。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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