Excel方眼紙を読み込んでWebアプリ化する「Forguncy」、新バージョン「Forguncy 3」が登場。Excelデータ一括取り込みやPDF帳票出力など新機能

2017年4月27日

Excel方眼紙を読み込んでWebアプリケーション化できるグレープシティの「Forguncy」の新バージョン「Forguncy 3」をグレープシティが発表しました

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Forguncyは、 Excelのセルを方眼紙のように使って緻密にレイアウトされたワークシートであっても読み込むことができ、それをWebアプリケーションのフォームに変換することで、プログラミングをしなくとも業務アプリケーションが生成できる開発ツールおよび運用環境を備えたアプリケーション。

入力画面のレイアウトや入力項目などをプログラマでない現場のユーザーがExcelを使って作ることができるため、ユーザーが使いやすいWebアプリケーションの実現や開発期間の短縮を実現。

また、既存の業務でExcelワークシートを使ってデータを管理している業務を簡単にWebアプリケーション化することで、いままで手間をかけて複数ファイルを集計していた手間を省略し、データの集中管理を実現できます。

PDF帳票出力、Excelデータの一括読み込みなど新機能

Forguncy 3では、Excelワークシートのレイアウトを読み込んでWebフォーム化するだけでなく、ワークシートに入力されたデータを一括でForguncyへインポートする機能が追加されました。

複数のユーザーがそれぞれのExcelワークシートに手分けをして入力したデータなどをForguncyへインポートすることなどが容易になっています。

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また、これまで印刷と帳票出力はForguncyの出力をいったんExcelへエクスポートし、Excelの印刷機能などを用いることとなっていましたが、Forguncy 3では帳票出力と印刷機能を追加。PDFに帳票形式で出力できるようになっています。

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そのほか既存のシステムと連係したシングルサインオンの実現、Excel方眼紙よりさらに高度なレイアウトを実現する「行/列の分割」機能などの新機能も追加されました。

Forguncy 3の価格は、外部データベース連携機能対応の開発ライセンスと運用サーバライセンスおよび1年間の保守契約付の構成で41万3000円から。発売開始は5月29日の予定です。

Tags: 業務アプリケーション 開発ツール Forguncy

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Junichi Niino(jniino)
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