[速報]GitHub、コードレビューのための新機能を発表。コードの行ごとや課題ごとにコメント可能。GitHub Universe 2016

2016年9月15日

GitHubはイベント「GitHub Universe 2016」をサンフランシスコで開催しています。

初日の基調講演に登壇した同社CEO兼共同創業者のChris Wanstrath氏は、新機能のCode Reviewを発表しました。

Chris Wanstrath氏。

fig

Pull requestはGitHubを使う上で核となる機能だ。Pull Requestはコードに関するコラボレーションの方法としては優れているが、コードをレビューする方法としてはあまり優れた手段ではなかった。

これについてはいくつもの改善を続けてきた。

fig

しかし本当の意味で、安全にコラボレーションし、コードをレビューするためのワークフローに欠けていた。

ここで、GitHubでコードレビューをするための新機能を発表する。

コードの特定の行ごとにコメントを残せる。また、レビューごとのコメントも残せる。

fig

スレッドも複数作れるので、メールを何通もやりとりしなくて済み、コードの部分ごとや、課題ごと、たとえばあるスレッドではスタイルについて、別のスレッドではデータについて、などのコメントをやりとりできる。

絵文字ももちろん使える。

fig

この機能はマージボタンに統合されているので、CIプロセスなどすぐに連携できるだろう。

fig

いますぐ利用可能だ。

追記:新機能としては、リポジトリ管理者が「保護されたブランチ」を通して、マージする前にレビューを義務付けることができるようになった点でした。コードの行ごとなどのコメント機能は以前からありました。


GitHub Universe 2016

Tags: プログラミング言語 開発ツール Git GitHub

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本