[速報]マイクロソフト、コードを書くのに最適化したツール「Visual Studio Code」発表。Windows、MacOS、Linuxに対応、無料提供。Build 2015
マイクロソフトは米サンフランシスコで開催中のイベント「Build 2015」で、開発用のコードエディタ「Visual Studio Code」を発表しました。WindowsだけでなくMacOS、Linuxにも対応。無料で提供。
![fig](http://www.publickey1.jp/blog/15/build101.jpg)
Visual Studio Codeはプログラミングのためのコードエディタで、Gitによるソースコード管理、IntelliSense、コードリファレンス、デバッガなどの機能を搭載。
Windows対応はもちろん、MacOS Xにも対応。
![fig](http://www.publickey1.jp/blog/15/build102.jpg)
そしてLinuxにも対応。Ubuntuでのデモが行われました。
![fig](http://www.publickey1.jp/blog/15/build103.jpg)
インタラクティブなデバッガも搭載。
![fig](http://www.publickey1.jp/blog/15/build104.jpg)
Visual Studio Codeは、Visual Studioファミリーの一員で、コードを書くことに最適化されたライトウェイトなツールという位置づけ。
![fig](http://www.publickey1.jp/blog/15/build105.jpg)
この発表の前には、.NETのオープンソース化およびその成果としてLinuxの上で.NET Coreアプリケーションのデモも見せており、マイクロソフトの開発環境をWindowsだけでなくMacOSやLinuxなどへ広げていく方針をあらためて示しています。
![fig](http://www.publickey1.jp/blog/15/build106.jpg)
.NETをオープンソース化した上でVisual Studio CodeをMacOSやLinuxに対応させ、しかも無料で提供する背景には、同社の.NETテクノロジーをあらゆるプラットフォームで使えるアプリケーション基盤へと広めていく戦略があると考えられるでしょう。
Build 2015
基調講演 Day1
- [速報]マイクロソフト、コードを書くのに最適化したツール「Visual Studio Code」発表。Windows、MacOS、Linuxに対応、無料提供。Build 2015
- [速報]Visual StudioでObjective-Cがコンパイル可能に。iOSアプリからWindowsアプリへの移植をマイクロソフトがデモ。Build 2015
- [速報]マイクロソフト、新ブラウザの名称を「Microsoft Edge」と発表。Build 2015
- [速報]マイクロソフト、クラウドのデータ分析基盤「SQL Data Warehouse」発表。Amazon Redshiftに対抗。Build 2015
- [速報]無限のデータ容量で大量データを保存「Azure Data Lake service」発表。HDFS APIでHadoop用分析ツールが利用可能
基調講演 Day2
あわせて読みたい
[速報]Visual StudioでObjective-Cがコンパイル可能に。iOSアプリからWindowsアプリへの移植をマイクロソフトがデモ。Build 2015
≪前の記事
IPAが「IT人材白書2015」を発行。国内のIT系人材は約112万人、IT企業の人手不足が生じる構造の分析など