コーラを飲むエリソン氏とJavaOneに帰ってきたゴスリング氏

2014年10月10日

先週末に閉幕したOracle OpenWorld 2014とJavaOne 2014。Publickeyでは何本か記事でその内容を紹介しました。ここではちょっとこぼれ話を。

Oracle OpenWorld 2014の直前に発表されたのが、エリソン氏のオラクルCEO退任というビッグニュースでした。しかしOracle OpenWorld 2014に登場したエリソンは、そんなことは気にしていないとでも言うように、特に挨拶もなくまったくいつも通りに登場し、いつも通りに講演をこなしていたように見えます。

基調講演の途中でコーラを飲むエリソン氏

しかし、もう何年もずっとエリソン氏の講演を見続けてきた僕の目には1つだけ、エリソン氏がいつもと違うことをしている点に気がつきました。基調講演の壇上にコーラが用意されていて、エリソン氏はときどき舞台の中央から端まで歩いて行ってコーラを飲んでいたのです。

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「このステージは広すぎて、端まで歩いて行くのも大変だよ」なんて軽口を叩きながら、基調講演の途中でなんどもごくごくとコーラを飲んでいました。

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エリソン氏に詳しい知り合いの方も壇上でコーラを飲むのは「はじめてだと思います」と言っていたので、本当にはじめてなんだろうと思います。CEOの肩書きが外れて、いままで以上にリラックスしたから、なんでしょうか。

JavaOneに戻ってきたゴスリング氏

JavaOneの方では、あまり話題になりませんでしたがコミュニティキーノートにJavaの父とも言われるジェームズ・ゴスリング氏が登壇しました。サン・マイクロシステムズが買収されたあとオラクルを辞めてからJavaOneの舞台に立つのは初めてじゃないですかね。(追記:初めてではなかったようです、昨年も、一昨年も登場していたとのことでした。複数の方からご指摘いただきました、すいません。ご指摘ありがとうございます。)

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Javaができた頃、まだOakと呼ばれていた思い出話をしていたようです。というのも、いまのJavaは(IoT)Internet of Thingsが大きなテーマの1つ。そしてJavaはもともとセットトップボックスなど、組み込みなどの用途を想定したので、そうしたつながりを意識した話だったように思います(実は詳しく話を聞いてないのです……)

Tags: おもしろ プログラミング言語

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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