Chef 12がリリース。商用版とオープンソース版の一本化で25ノードまで無償に。Docker対応、VMware vSphere、Microsoft Azureにも対応

2014年9月10日

データセンターのインフラ自動化ツールであるChefの新バージョン「Chef 12」がリリースされました

Chef Releases Chef 12 to Power DevOps Practices in the Enterprise | Chef Blog

Chef 12ではこれまで分かれていた商用版とオープンソース版のコードが1本化され、商用版の機能も25ノードまでは無償で利用できるようになりました。

新機能として、VMware vSphereおよびvCloud Airに対応。vCloud Air用のknfifeプラグインも公開されています。また、WindowsのPowerShell DSCとMicrosoft Azureにも対応。Windowsテクノロジーを採用したITインフラの自動化も行えるようになっています。

コンテナ機能にも対応し、Docker用のKnifeプラグインも公開されています

これまで共有ストレージとDRBDに依存していたChef Serverの高可用機能も強化され、クラウド上での高可用性も実現。まずはAmazonクラウドの機能を用いた高可用性に対応し、今後ほかのクラウドの高可用機能やRedhat Cluster Mangerなどにも順次対応するとしています。

また複数のChef Server間でのレプリケーション機能としてChef Server Replicationも利用可能になりました。

Tags: 運用・監視 Chef

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Junichi Niino(jniino)
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