5月の人気記事ランキングとページビュー報告。ペナルティからの脱出を確信
Publickeyは5月も順調にページビューを伸ばすことができました。Google Analyticsによると、5月のページビューは21万8574、ユーザー数は13万7770でした。2月のページビューが約11万、3月が約17万、4月が約20万。5月は最初の一週間が大型連休でほぼまるまる休日になるという難しい状況でしたが、約22万と順調にページビューを伸ばすことができて安心しています。
グーグルのペナルティから脱出を確信
3月16日にグーグルのペナルティから脱出するためにドメイン移転(publickey.jpからpublickey1.jpへ)して様子をみてきましたが、完全に抜け出せたようです。以下が、今年1月から5月末までの検索エンジンからのセッション数を表したグラフです。ご覧のようにドメイン移転してからは検索トラフィックが増加に転じています。
ドメインを移転しただけでペナルティを抜け出せたということは、つまりはコンテンツが原因でペナルティを受けていたわけではなかった、ということになります。なのにドメイン移転以前にグーグルに対して繰り返し再インデックスを申請してもペナルティから抜け出せなかったのは、グーグルの検索エンジンのバグにでも付き合わされたのかな、という感じです。「よいコンテンツを積み上げることが最良のSEO」というのは残念ながらきれいごとで、ときとしては小手先の対策が必要だということですね(少なくともグーグルに対しては。Yahoo!とBingは問題なかったので)。
もしもペナルティで悩んでいる人がいて、すでにいろいろ手を打った後なら、ドメイン移転はひとつの手だと思います。
いまは平日に検索経由でほぼ3000PV程度がやってくるようになりました。新しい読者にPublickeyを発見してもらえる機会も増えたようで、これらが順調にページビューが伸びている一因と考えています。そしてペナルティ発見時から、いろいろな方にアドバイスや励ましをいただいていました、みなさんありがとうございました!
5月の人気記事
さて、5月の人気記事も紹介しましょう。
2位: マイクロソフトにおけるアジャイル開発はこんな風に進められている
3位: グーグルによるMapReduceサービス「BigQuery」が登場。SQLライクな命令で大規模データ操作
4位: [速報]Google I/Oで発表された4つのポイント:VP8オープンソース化/Chrome Web Store/VMwareとの協業/Google App Engine for Business
5位: Yahoo!が自社のクラウド構築ソフトウェアをオープンソースとして公開へ
6位: SSD専用に設計された「ReThinkDB」、ロックもログも使わない新しいリレーショナルデータベースのアーキテクチャ
7位: Google App EngineがSQLデータベースをサポートへ。エンタープライズ向けサービスを拡充
8位: Amazonクラウドが国内で求人を本格化。東京データセンターの開設準備か
9位: さくらインターネットもクラウド参入を表明。Amazon EC2に対抗
10位: HDDをSSDにしたらデータベースはどれだけ速くなるか? オラクルと富士通が実験
6月も有意義な記事を提供したいと思います。今後ともご愛読のほど、よろしくおねがいいたします。
あわせて読みたい
クラウドのおかげで、アプリケーションは「デバイスにインストールされるのではなくキャッシュされる」ことになるだろう、とレイ・オジー氏
≪前の記事
グーグル、Google App Engineの利用拡大に追いつけていないと告白