Web版Officeの公式対応ブラウザはIE7、IE8、FF3.5、Safari4。Silverlightがあると軽快に

2009年8月7日

来年前半の登場に向けてマイクロソフトが開発中のOffice 2010。注目されているのは無償で提供されるWebブラウザ版Officeである「Office Web Apps」です。

The Office Web Apps Love Your Browser - Office Web Apps開発チームのブログ

以前の記事「Web版Office 2010の対応ブラウザはIE、Safari、Firefox。史上最大のJavaScriptアプリに(動画デモ付き)」ですでにOffice Web Appsがクロスブラウザ対応であることはお知らせしてきましたが、具体的なバージョンも含めたOffice Web Appsの対応ブラウザが、開発チームのブログで明らかにされています

  • Internet Explorer 7 and 8
  • Firefox 3.5 on Windows,Mac and Linux
  • Safari 4 on Mac

以上が正式にサポート(officially support)する対応Webブラウザとのこと。

ブラウザによって挙動が多少異なる。Silverlightがあるとより軽快に

ただし、ブラウザごとに多少挙動が異なると説明しています。例として、Internet Explorerではリボンの「コピー」ボタンをクリックすると動作しますが、Firefoxではマウスの動作によるコピーをサポートしていないため、警告ダイアログが表示されて動作しないとのことです。

fig コピーボタンをクリックしたときにFirefoxで表示される警告ダイアログボックス。Offie Web Appsチームのブログから

また、WordとPowerPointのファイルを表示しようとすると、Silverlightのインストールを促されるとのこと。その理由として、Silverlight を用いた方がよりロード時間が短くなるとともに、忠実にWord、PowerPointの表示を再現できるためだとしています。しかし Silverlightをインストールしなくとも、もちろんOffice Web Appsは動作するとのことです。

関連記事 on Publickey

あわせて読みたい

Office 業務アプリケーション Microsoft Webブラウザ




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本