Kubernetes上でVMのライブマイグレーション、バックアップ、PXEブートなど可能に。ハイパーコンバージドインフラを実現する「Harvester」、Rancher Labsがベータ公開

2021年6月8日

Rancher Labsは、Kubernetesを用いてサーバを集約したハイパーコンバージドインフラを実現するソフトウェア「Harvester」のベータ公開を発表しました

fig

一般に、サーバを集約して仮想化基盤を構成するハイパーコンバージドインフラは、vSphereとvSANなどの仮想化ソフトウェアを用いて構成します。VMwareやNutanixなどの製品がよく知られています。

Rancher Labsの「Harvester」は、このハイパーコンバージドインフラを「Kubernetes」と分散ストレージを実現する「Longhorn」を基盤に構築するオープンソースのソフトウェアとして開発されています。

そしてその上でコンテナだけでなく、コンテナと同様に仮想マシンを管理できるようにする「KubeVirt」を用いることで、仮想マシンもKubernetes管理下で利用可能にしています。

Kubernetes上でVMのライブマイグレーションが可能に

今回ベータ版となったHarvester 0.2.0では、以下の新機能が追加されました。

  • 仮想マシンのライブマイグレーション
  • 仮想マシンイメージのバックアップとリストア
  • PXEブートによるベアメタルサーバへの自動インストレーション
  • Rancherとの統合

今後さらなる新機能としてロードバランサー機能、マルチテナントサポート、仮想マシンのスナップショット機能、Terraformプロバイダの提供、モニタリング機能の強化などを予定していると説明されています。

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly




カテゴリ

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed


最新記事10本