PulumiがKubernetesへの本格対応を発表。GitOps対応、YAMLからPulumi Pythonへの変換機能など

2020年8月20日

コードを用いてAWSやAzureをはじめとするさまざまなITインフラの状態を記述できる、いわゆるInfrastructure as Codeツールの「Pulumi」が、Kubernetesへの本格対応を発表しました

Pulumiは昨年9月にバージョン1.0に到達した、比較的新しいツールです。PythonやTypeScriptといったプログラミング言語を用いてインフラを記述できることが大きな特徴となっています。

既存のプログラミング言語で記述できることのメリットとして、プログラミング言語自身が持つ構文やコーディングルールなどを活用することで大規模なコードになったとしてもプログラマにとって読みやすいコードになること、既存のエディタやIDEなどが持つコード補完や構文チェッカー、整形ツールなどの便利な機能をそのまま活用できることで、効率的に記述できること、などがあります。

これまでもPulumiでKubernetesに対して構成管理を行うことは可能でしたが、今回いくつかのツールが追加されたことで、より本格的な対応が実現しています。

PulumiでもGitOpsに対応

新たなツールの「Pulumi Kubernetes Operator」は、Kubernetesを拡張してPulumiとの連携を強化。いわゆる「GitOps」と呼ばれるGitベースのワークフローを実現します。

継続的デリバリのためのツール「Spinnaker」への新たなプラグインも用意されたことで、インフラとアプリケーションのデプロイを共通化できるようになります。

Kubernetes YAMLファイルをPulumi Pythonへ変換する「kube2pulumi」も提供されるため、既存のKubernetes環境からの移行も容易になります。

これらの新機能は当然ながらPulumiがサポートする主要なクラウドやVMware環境、Amazon EKS、Azure AKS、Google GKEなどのマネージドなKubernetes環境にも対応するとのことです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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