倒産寸前だった「Linux Journal」、スラッシュドットメディア傘下で何度目かの復活

2020年10月7日

米国のLinux専門誌、Linux Journalがスラッシュドットメディア傘下で復活したことが先月末に発表されました。

1994年に紙の雑誌として創刊されたLinux Journalは、その後デジタル化の波に押されて2011年8月に紙の出版をやめて電子出版へ移行。それ以来、デジタルマガジンとして毎月発行されてきました。

その後、広告や読者などからの収入減が続き、2017年12月には資金不足で12月号の出版を断念。定期購読者にも返金できない状況に陥り、倒産目前でした。

しかし2018年1月、London Trust Mediaにより救済されて再びオンラインメディアとしての活動を開始します。

参考:資金が尽き12月に廃刊するはずだったLinux Journal、一転して支援者により存続へ、「Linux Journal 2.0」を宣言

ところがそれも長く続かず、1年半後の2019年8月には再び運営資金が尽きて全スタッフを解雇、Webサイトの記事アーカイブのみ、かろうじて公開が続いていました。

そして今回、9月22日付けでスラッシュドットメディアがLinux Journalのオーナーとなり、復活することが発表されました

スラッシュドットメディアはその名前から分かるとおり、米国のSlashdotやSourceForgeなどを運営するメディア企業です。これまでLinux Journalは単独で経営されてきましたが、ある程度の規模を持つメディア企業の傘下となることで、しばらくは安定した経営が続くことを期待したいものです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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