Google Kubernetes EngineがWindows Serverコンテナを正式サポート。KuberntesでWindowsの本番用アプリケーションを実行可能に

2020年5月14日

Googleは、Google Kubernetes EngineでWindows Serverコンテナの正式サポートを開始したと発表しました

これによりGoogle Kubernetes Engineを本番環境とした、Windows Serverコンテナ化したWindowsアプリケーションを実行可能になります。

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Kubernetes自身は2019年3月にリリースされたKubernetes 1.14とそれ以後でWindows Serverコンテナを正式サポートしています。これがGoogle Kubernetes Engineに取り込まれ、同社のマネージドKuberntesサービスとしては2020年1月にプレビュー版としてWindows Serverコンテナのサポートを開始、今回正式サービスとなったものです。

Google Kubernetes Engine上のWindows Serverコンテナでは、インターネットからはアクセスできずVPC内からのみアクセスできる限定公開クラスタ、コンテナイメージを自動的にアップデートしてくれるNode Auto Updates、マルチマスターによってコントロールプレーンとノードを同一リージョン内の複数のゾーンに分散することで、可用性と信頼性の向上を実現するRegional clustersなどをサポート。

さらにグループManaged Service Account (gMSA)によるActive Directoryとの統合も実現しています。

また、Google Kubernetes Engine上でのWindows Serverコンテナを利用してDevOpsを実現するために、GitLab、CircleCI、New Relic、Datadog、Chef、Aquaなどさまざまなサードパーティによるサポートも行われているとのことです

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