マイクロソフト、「Azure Cosmos DB」がずっと無料で使える「Free Tier」を発表。地球規模の分散データベースを最大5GBまで

2020年3月9日

マイクロソフトは、分散NoSQLデータベース「Azure Cosmos DB」が期限なく無料で使える「Free Tier」を発表しました。

Azure Cosmos DBは、マイクロソフトが展開する世界中のデータセンターで、透過的なマルチマスターレプリケーションによる分散データベースを構成可能。利用者の近くのデータセンターにデータを配置できるため、アクセスに対して10ミリ秒未満の待ち時間という高速性と、分散データベースによる99.999パーセントの高可用性を実現。

さらに、Cassandra、MongoDB、SQL、Gremlin、Etcd、Table用の互換 API が利用可能です。

当然ながらマネージドサービスとして提供されるため、利用者は運用保守や障害対応について気にすることなく利用できます。

5GBストレージまで無料で利用可能

Free Tierで提供されるのは、5GBストレージ容量と最大400RU/sのスループット。

RUとはRequest Unit=要求ユニットのことで、1RUは1KBのアイテムを読み取るコストに相当します。Azure Cosmos DBにおける書き込み、読み取り、クエリのどのデータベース操作にかかるコストは常にRUで測定されます。

下記は「Build apps for free with Azure Cosmos DB Free Tier」で紹介されたFree Tierへの申し込み画面です。

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App ServiceやFunctionsなどでも、すでにFree Tierを提供

Microsoft Azureでは、すでにほかのサービスでもFree Tierが提供されています

例えば、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションのアプリケーション基盤となる「App Service」や、サーバレスコンピューティング基盤である「Azure Functions」などでもFree Tierが設定されています。

NoSQLデータベースのAzure Cosmos DBにもFree Tierが設定されたことで、これらをうまく組み合わせて作れるアプリケーションの範囲が広がることになりそうです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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