Windows 10からWSL上のLinuxファイルへ読み書き可能に、4月に予定のアップデートで

2019年2月19日


Windows 10のうえでLinuxを実行する機能「Windows Subsystem for Linux」(WSL)の新機能として、WindowsからLinux上のファイルに対して読み書きができるようになることがマイクロソフトのブログに投稿された記事「What’s new for WSL in Windows 10 version 1903?」で明らかになりました。4月に予定されているWindows 10の大型アップデートで実現する予定です。

これまでWindows 10からWSL上のLinuxファイルに対して作成や変更などの操作を行った場合にはファイルが失わるか壊れる可能性がありました。

今回の新機能でこうした制限がなくなり、Windows 10からWSL上のLinuxファイルへの参照やファイル作成、変更などが可能になります。

fig WSL上のLinuxからWindowsのエクスプローラを起動し、そのエクスプローラからWSLのカレントディレクトリにあるLinuxファイルを参照しているところ

エクスプローラからWSL上のLinuxファイルにアクセスでき、またPowerShellなどを用いたコマンドラインからもアクセス可能です。

Windows 10からWSL上のLinuxファイルへのアクセスを可能にしている仕組みは、WSL上で「9P Server」と呼ばれる、「9P」ファイルアクセスプロトコルを扱うデーモンが起動しており、これに対してWindows 10側が9Pのクライアントとして振る舞うことで実現されています。

この仕組みにより、WSL上で起動しているLinuxに対してのみファイルアクセスが可能になっています。また、Linuxファイルへのアクセスパスは「\wsl$\ディストリビューション名\」と、ディストリビューション名を含んた形で表現されます。

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