全データベースの75%が、2022年までにクラウドにデプロイあるいは移行される。米ガートナーが予測

2019年7月3日

米調査会社のガートナーは、全データベースの75%がクラウドにデプロイされるか、あるいは移行されるという予測「Gartner Says the Future of the Database Market Is the Cloud」を明らかにしました。

この予測の冒頭で同社は次のように記しています。

By 2022, 75% of all databases will be deployed or migrated to a cloud platform, with only 5% ever considered for repatriation to on-premises, according to Gartner, Inc.

ガートナーによると、2022年までに全データベースの75%がクラウドプラットフォームへデプロイされるか、もしくは移行される。わずか5%程度がオンプレミスへ戻ることを検討されるだろう。

同社の調査では、2018年におけるデータベース(DBMS)市場は18.4%成長し460億ドル規模。この18.4%の市場成長率のうち、クラウドのDBMSの成長が68.4%を占めているとし、DMBS市場の成長の7割近くがクラウドDBMSに支えられているとともに、DBMSのプラットフォームがオンプレミスからクラウドへと明確にシフトしていることが示されました。

また同じくDBMS市場全体の成長率である18.4%のうち、マイクロソフトとAWSの成長が75.5%を占めていることも同社は明らかにしており、DBMS市場の成長を支えているのが、いまや大手クラウドベンダであるこの2社であることも示しました。

米ガートナーのDonald Feinberg氏は、DBMSのクラウド移行について次のようにコメントしています。

According to inquiries with Gartner clients, organizations are developing and deploying new applications in the cloud and moving existing assets at an increasing rate, and we believe this will continue to increase,

ガートナーのクライアント調査によると、多くの組織が新しいアプリケーションをクラウド向けに開発しデプロイしており、既存の資産をクラウドへ移行する傾向も高まっている。そしてこれが増加していくことは間違いないだろう

さらにクラウドDBMSでは、複数のクラウドを連係させたデータ管理へと拡張されていく方向にあるとガートナーは指摘しています

A recent Gartner cloud adoption survey showed that of those on the public cloud, 81% were using more than one CSP. The cloud ecosystem is expanding beyond the scope of a single CSP — to multiple CSPs — for most cloud consumers.

最近のガートナーのクラウド導入に関する調査では、パブリッククラウド利用例の81%が複数のクラウドを利用している。多くのクラウド利用者にとって、クラウドのエコシステムは単独のクラウドを超え、複数のクラウドへと拡大されようとしている。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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