Google、日本と台湾のあいだに毎秒26テラビットの海底ケーブル開通を報告。GmailやYouTubeなどが少し高速に

2016年9月7日

Googleは日本と台湾のあいだをつなぐ最新の海底ケーブルが開通したことをブログ「Making Google a little bit FASTER across Asia」で報告しています。

Did you notice your email sending just a bit faster this morning? Maybe your favorite YouTube video loaded more quickly? Or perhaps your BigQuery result returned even faster than usual?

Well, that could be because we've just started bringing a new high-speed undersea cable online in Asia.

今朝、メールの送信がちょっとだけ速くなったと思いませんでした? あるいはYouTubeのロードが少し速くなったとか? もしかしたらBigQueryの結果が戻ってくるのがいつもより速くなっていませんか?

それは、アジアでの高速な海底ケーブルがまさに開通されたおかげでしょう。

台湾にはGoogleにとってアジア最大のデータセンターが設置されており、アジア向けのさまざまなサービスが提供されています。この台湾のデータセンターへ通じる高速な海底ケーブルが開通したことで、日本国内におけるGoogleの各種サービスへのアクセスも高速になるわけです。

Googleは今年6月に稼働を開始した、トータルで毎秒60テラビットの帯域を持ち、日米間をつなぐ太平洋横断の海底ケーブル「FASTER」の設置にも参加しており(Googleは10テラビットを利用)、今回の台湾と日本をつなぐ海底ケーブルはこのFASTERにも接続されています。

今年秋にはGoogle Cloud Platformの東京リージョン開設も予定されています。Google Cloud Platformも日米やアジア域内での広帯域でつながれた複数のリージョンを活用できるようになる見通しです。

Tags: クラウド Google

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Junichi Niino(jniino)
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