Oracle Databaseを高速化するx86サーバ「Oracle Server X5」を日本オラクルが提供開始
日本オラクルは、最大18コアのプロセッサ「Xeon E5-2600 v3」と、インターフェイスに「NVM Express」採用のフラッシュストレージを搭載したx86サーバ「Oracle Server X5-2」「Oracle Server X5-2L」の提供を開始したと発表しました。
両製品とも、最大2基の「インテルXeon プロセッサE5-2600 v3」を搭載、24個のメモリスロットに最大で768GBメモリを設置可能。
最大4個のホットスワップ可能なフラッシュドライブは「NVMe」(NVM Express)に対応しています。NVMeはPCIeバスを基にSSDのような不揮発性メモリによるストレージ専用のインターフェイスとして業界で標準化が進められているもので、SSDに最適化され高速で広帯域を実現しているのが特長。
Oracle Server X5はこのNVMeと合わせてOracel Databaseの機能である「Database Smart Flash Cache」を組み合わせることで、Oracle Databaseをさらに高速化することができると説明しています。
「Oracle Server X5-2」は、クラスタ構成におけるOracle Databaseの実行環境や、高密度な仮想化環境に最適なサーバーとして設計されており、「Oracle Server X5-2L」は、信頼性を備えたOracle Databaseの構成およびストレージ基盤を単一ノードで実現することが可能とのこと。
最小構成価格は「Oracle Server X5-2」が66万4672円、「Oracle Server X5-2L」が75万8367円。
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