ブロケード、SDNコントローラ「Vyatta Controller」を発表。OpenDaylightベースのオープンソースで、シスコ、ジュニパーなどマルチベンダー対応も

2014年10月7日

2012年にソフトウェアルータのVyattaを買収したブロケードが、Vyattaブランドの新しいソフトウェア「Vyatta Controller」を発表しました。

Vyatta ControllerはオープンソースのSDNコントローラである「Helium」をベースにしたもの。Heliumとは昨年、The Linux Foundationがホスト役となり、シスコ、マイクロソフト、IBM、VMware、ブロケード、ジュニパーほかIT業界の主要なプレイヤーが集まってSoftware-Defined Networking(SDN)を実現するオープンソースソフトウェア開発のためのプロジェクト「OpenDaylight」プロジェクトで開発しているソフトウェアです。Heliumは先月9月末にOpenDaylightからリリースされていました。

Vyatta Controllerはいわば、Heliumのブロケード版商用ディストリビューションといえるものです。

ブロケードはSANスイッチやイーサネットスイッチなどハードウェアを中心にこれまで製品展開をしてきたベンダですが、Vyattaによるソフトウェアルータの展開、そして今回のVyatta Controllerの展開など、ソフトウェアによってネットワーク機能を実現していくことにも力を入れ始めています。

fig ブロケードの発表資料から

Vyatta Controllerはブロケードのスイッチだけでなく、シスコやジュニパーといった他社のネットワーク機器もまとめて管理下に置き、ビジュアルにドラッグ&ドロップなどでフローの変更を行えるような機能を備えるとしています。

fig ブロケードの発表資料から

これはもともとHeliumがシスコやジュニパーなどのベンダが協力して開発を行い、それぞれが自社の製品に対応するコードをオープンソースとして提供したおかげでもありますが、ブロケードはVyatta Controllerをマルチベダ対応としていく方針でもあり、対応する機器などについてはリストを公開していく方針と説明しています。

Vyatta Contollerの出荷は2014年11月を予定。今後はVyatta ControllerのAPIを使って動作するさまざまなネットワークアプリケーションを揃えるべく、サードパーティなどにも働きかけていきたいとのことです。

あわせて読みたい

ハードウェア Brocade Software-Defined Network




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本