FluentdがKubernetesの標準ログ収集ツールとして採用

2014年11月11日

Googleがオープンソースとして公開したKubernetesは、コンテナ型仮想化ソフトウェアのDockerを管理するツールです。開発プロジェクトにはDocker、RedHat、IBM、VMware、マイクロソフトなど多数の企業が参加を表明しています。

Kubernetesは、複数のDockerコンテナにまとめてアプリケーションをデプロイし、設定を行い、稼働状況を監視、管理し、サービスへのトラフィックをルーティングするなど、クラスタとしてDockerを運用するための多くの機能を備えています。

このKubernetesで使われる標準のログ収集ツールとして、オープンソースのfluentdが採用されたことが明らかになりました。下記はそれを伝えるGoogle佐藤氏のツイート。

flutendがKubernetesに標準で組み込まれるため、kubernetesのコンフィグレーションで「FLUENTD_ELASTICSEARCH=true」を設定すると、同一サーバ上で稼働しているDockerコンテナをまとめた「Pod」単位で、fluentdが全コンテナから集めたログをElasticsearchインスタンスに流し込んでくれるようになります。

fluentdは日本人がシリコンバレーで起業したトレジャーデータの開発者およびコミュニティベースによって開発されているログ収集ツールです。軽量かつプラガブルなため、さまざまなアプリケーションに対応してログを収集し、出力することができます。

Tags: Docker Kubernetes コンテナ型仮想化

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Junichi Niino(jniino)
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