OpenStackの新プロジェクト「Solum」は、DevOps環境の構築を目指す

2013年10月29日

OpenStackの新しいプロジェクト「Solum」は、Gitや継続的デリバリ、IDEなどを統合し、開発からテスト、デプロイ、そして運用モニタリングまでを統合した、いわゆるDevOpsを実現するための環境の構築を目指すことが発表されました。

[openstack-dev] Announcing Project Solum

Along with eBay, RedHat, Ubuntu/Canonical, dotCloud/Docker, Cloudsoft, and Cumulogic, we at Rackspace are happy to announce we have started project Solum as an OpenStack Related open source project. Solum is a community-driven initiative currently in its open design phase amongst the seven contributing companies with more to come.

eBay、RedHat, Ubuntu/Canonical、dotCloud/Docker、Cloudsoft、 Cumulogic、そしてRackspaceは、OpenStack関連のオープンソースプロジェクト「Solum」がスタートしたことをここに発表します。Solumはコミュニティドリブンな取り組みであり、この7社を中心に現在デザインフェーズを迎えています。

Solumは、クラウドに対応したアプリケーションを開発するためのプラットフォームとも言うべきものです。以下に現時点で想定されている主な機能を示します。

  • Git、継続的インテグレーション/継続的デリバリ、EclipseやIntelliJなどのIDEの統合によって、アプリケーションの開発とデプロイを容易に行える
  • 開発、テスト、本番環境を通じてアプリケーションのライフサイクル管理を容易にする
  • パブリッククラウド、プライベートクラウド間のアプリケーションの移植を容易にする。

まだ動くコードはなく、Wikiページが開設されて議論が始まった段階のようです。

クラウド時代のアプリケーションは、開発からデプロイ、運用、そして運用からのフィードバックを基にアップデートをするというサイクルを回していくことが求められます。現在のところ、こうした環境の構築にはGitやJenkins、Chefといったさまざまなツールをデベロッパーがチームごとに組み合わせていかなければなりません。OpenStackの新プロジェクトである「Solum」がこうしたライフサイクル全体を簡単にカバーできる統合環境へ育っていくとしたら大変楽しみです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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