Google Compute Engineが最大68万IOPSの超高速なローカルSSDをベータ公開
Googleは同社が提供するIaaS型クラウドサービスのGoogle Compute Engineで、非常に高速なローカルSSDストレージのベータ提供を発表しました。
ローカルSSDは375GB SSDのパーティションを1から4つまで仮想マシンにアタッチして利用可能。最大の特徴はその速度で、4つのパーティションでランダムリードが最大68万IOPS、ランダムライトが最大36万IOPS。高速な処理が要求されるデータベースや大規模なデータ処理などに最適なストレージという位置づけです。
ちなみに、つい先日マイクロソフトが発表したMicrosoft Azureのプレミアムストレージは5万以上のIOPS、Amazon EBSのプロビジョンドIOPSボリュームは最大4000IOPSと説明されています。
(追記:AmazonクラウドではAmazon EC2 のI2インスタンスタイプのインスタンスストレージ (SSD)で、最大35万IOPSを提供しています。関係者の皆様にお詫びします、申し訳ありません)
ただしローカルSSDは冗長性を備えていないため、データベースやアプリケーション側で冗長性を備えているもの、例えばレプリケーション機能を備えたデータベースやHadoopなどの利用が望ましいと説明されています。