インフラ構成ツールのPulumiがTerraformのHCLに対応。Terraformからの移行を容易に

2026年1月20日

クラウドをはじめとするITインフラの構成をコードで定義する、いわゆるInfrastructure as Codeツール「Pulumi」が、Terraformなどで使われているHCL(HashiCorp Configuration Language)をサポートすることが先月(2025年12月)発表されました

PulumiがHCLに対応

PulumiはTypeScriptやPython、Go、Java、.NET、YAMLといった一般的なプログラミング言語を使ってインフラの構成コードを記述できることを特徴としており、これにHCLが加わったことになります。

Pulumiはまた、Terraformをさまざまなクラウドに対応させるプロバイダにも対応するとしています。

PulumiはこれらのTerraform互換機能によって、TerraformからPulumiへの移行を容易にすることを目指しています。

Pulumi CloudがTerraformとOpenTofuをサポート

Pulumiはまた、同社が提供するインフラ構成サービスのPulumi CloudにおいてTerraformとOpenTofuのサポートも発表しています。これにより既存のTerraformのユーザーはPulumiへ移行することなく、そのままPulumi Cloudへ移行することも可能になっています。

こうしたPulumiの積極的なTerraform互換戦略は、Terrafromを提供するHashiCorpが2023年に全製品のライセンスを商用利用に制限があるBSLライセンスに変更したこと、そしてその後IBMに買収されたことなどに関して不満を持っていることが背景にあると考えられます。

Pulumiは当初からオープンソースとして開発され、現在もオープンソースであることを維持しています。

現時点でもインフラ構成ツール市場においてTerraformは大きなシェアを保っていますが、Pulumiによる今回の互換路線がどのように影響するのか注目されます。

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