ネットワーク仮想化の「MidoNet」がオープンソースに。ミドクラが公開

2014年11月3日

ミドクラは同社のネットワーク仮想化ソフトウェアである「MidoNet」をオープンソースとして公開しました。OpenStackに対応し、IaaS型クラウドのネットワーク基盤ソフトウェアとして利用できます。ライセンスはApache 2.0ライセンス(プレスリリース)。

MidoNet - Open Source Network Virtualization for OpenStack

MidoNetは、いわゆるオーバーレイ型のネットワーク仮想化を実現するソフトウェアで、物理的なネットワーク構成の上に、仮想的なレイヤ2ネットワーク、レイヤ3ネットワークを構成し、ファイアウォール、ロードバランス、アクセスコントロールやセキュリティグループなどの機能を実現します。

すべてをコモディティサーバ上で稼働するソフトウェアで実現するため、物理ネットワークにファイアウォールやルーティングのような機能を持つ機器を必要としません。

MidoNetの最大の特徴は分散アーキテクチャを採用しているところです。ルーティングやスイッチ、ファイアウォールやロードバランスといったネットワークサービスの処理能力を増加させるのに、処理能力の高いサーバを導入するのではなく、コモディティサーバの台数を増やすことで対応できるようになっています。

OpenStackと統合。対応OSはUbuntu 14.04

オープンソース版のMidoNetが提供する機能は以下。

  • Virtual L2 Distributed Switching
  • Virtual L2 Isolation
  • Virtual L3 Distributed Routing
  • Virtual L3 Isolation
  • L4 Services (Load Balancing, Firewall)
  • NAT / Floating IP's
  • Access Control Lists (ACLs) and Security Groups
  • Restful API
  • OpenStack integration

現在のバージョンで対応するOSはUbuntu 14.04(Trusty)。ソースコードはGitHub上で公開されています

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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